2008年2月10日日曜日

村治佳織ギターリサイタル in アルカスSASEBO

遅ればせながらコンサートでアルカス佐世保に行きました。(オープンしてどのくらいになるんだろう)

私の住んでいるところからだと佐世保は1時間くらいかかるし、やはり休日でないとコンサートとかに行くのは厳しいので休日の昼間という設定は助かります。

それはさておき、コンサートですがアルカス佐世保の中ホールで行われました。ギター独奏にはこのくらいの広さがちょうどいいのではないでしょうか。奏者と観客の距離はこのくらいが丁度いい。

曲目についは以下を見てください。今回事前に曲目はわからなかったのですが個人的には満足。
前半がヴィヴァルディやバッハなどの古典の大作を引いて後半がスペインの曲という構成でした。
個人的な感想を。バッハのシャコンヌはよく聞く曲だったので生の演奏を聴くことができて幸せでした。思わず涙がこみあげてきました(何でかわかりません(^^;))。弾いているのを見てるとうーん、がんばってるのがひしひしと伝わってくる感じ。暁の鐘、ヘネラリフェのほとりは私好みの耳に残る感じでよかった。アルハンブラ宮殿の思いではトレモロの粒の揃っていること、タンゴアンスカイも非常に手の動きの速い曲なのに丁寧なんだよね。ホントなめらかな手の動き、そして音の流れ、耳にちゃんと入ってくるけど手の動きどうなってるのってなんとも不思議だよね。ファリャの粉屋の踊りも村治佳織が弾くとこんな感じになります的な独特だなぁと思いました(うまく言えないけど)。今回武満徹編曲の「ギターのための12の歌」から何曲か弾いていましたがメロディは知っている曲なので入りやすい感じ。曲は口ずさめるけど弾くとなると大変なんだろうなぁ・・・アンコールも4曲弾いてくれましたが、ディアハンターのテーマって意外ときれいに弾くの大変そうでした。あと最後の最後(本当はタンゴアンスカイで最後と村治さんが言っていたので、曲目を言う時に最後の最後って言って笑いとってました→ウケを狙ったわけではないと思いますが)久々の禁じられた遊びもGoodでした。

CD,DVDを買うとサインしてもらえるというので、もちろんこのチャンスを逃すまいと何か買うことに。いろいろ迷った挙句、「トランスフォーメーション」というアルバムをチョイス。コンサート終了後にサインしてもらいました。近くで見れるってなかなかいいですねぇ。数年前はかわいいという印象でしたが(実は村治佳織さんのコンサートは今回2回目)、今回はきれいって感じがしました。女性って数年経っただけでだいぶ印象って変わりますね。でも、間近でみれてサインしてもらえてこれまた幸せでした。
でも爪はギタリストの命ということで握手はだめでしたが(もちろん、写真撮影もNG)

いやー、素晴らしい休日なのでした。


【曲目】

・ヴィヴァルディ/協奏曲Op.3 No.९

・バッハ/無伴奏パルrヒータ第2番 二短調よりシャコンヌ

・武満徹編曲/ギターのための12の歌よりロンドンデリーの歌

・ヨーク/サンバースト

(休憩15分)

・デ・ラ・マーサ/暁の鐘

・モレーノ/・ラマンチャの歌

 ヘリゴンザ;もう冬がやってくる;小唄;牧人;ラ・セギディージャ

・タレガ/アルハンブラ宮殿の思いで

・ロドリーゴ/ヘネラリーフェのほとり

・ファリャ/粉屋の踊り

(アンコール)

・オーバーザレインボー

・映画ディアハンターのテーマ

・タンゴアンスカイ

・禁じられた遊び

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

そういえば、村治さんは前日に大宰府天満宮と九州国立博物館行ったんだって。
それと、今年はバッハイヤーにするって発言がありました。バッハ好きなだけに楽しみです。

混沌 さんのコメント...

調子に乗ってアルカスで開催予定の別のチケットも買っちゃいました。
平日というのに本当に来れるんでしょうか。っていうより絶対きます。